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キシメジ科その2


キシメジ科には有象無象のよくわからないキノコがたくさん存在する。多くは南方系といわれる材上につくような腐生菌が多く、梅雨の始まりから発生が確認されている。南方ほど菌根菌に比べて腐生菌が増えるといわれている。

これらの不明菌たちは、あまり見栄えもしない上に小型ゆえ、これまで調べるのを躊躇ってきたが、今夏は調べてみたのでその結果を報告していく。

ニカワラッシタケ(Favolaschia gelatina)
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ゼラチン状であるから、キクラゲの仲間と思ったが違う。
裏が網目状であるから、ヒダナシタケの仲間と思ったが違う。
キシメジ科ラッシタケ属に分類されているようだ。素手で崩せそうなほどに腐朽した倒木の裏に多数発生していた。樹種は不明。南方系で本州では一般に珍しい種類だそうだが、温暖化によってこれから増えていく種類だろう。発見例が少ないのは、ムカデやヤスデやらが飛び出してきそうな倒木裏に発生しているため、探されることが少ないからではなかろうか。そんな材自体が少ないのかもしれない。

アサリタケ(Crinipellis conchata)
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似たものにヒメムキタケやアミヒダタケがあるが、ヒダの様子が明らかに違う。本種はとてもヒダの数が少ない。5月頃より落枝上に発生していた。どんな樹種かは不明だが、細めの枝に発生する傾向が見受けられた。

ニセホウライタケ(Crinipellis scabella)
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林縁の草地地上に多数散生する小型菌。傘の同心円状の模様と、柄全体に及ぶ微毛が特徴。構造は見た目通り、やや強靭。草原に生えるのは、イネ科の植物の遺骸などに生えるからである。

ヒナノヒガサ(Rickenella fibula)
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春から秋まで、雨が降るとコケの中からたくさん出てくる。傘の直径1cmにも満たない非常に小型のキノコですが、苔むした地面の中でオレンジ色のこのキノコはとてもよく目立つ。晴れの日が1日あると干からびてしまう儚き命ですが、4月あたりから11月まで長期で見られます。

アカチャツエタケ(Collybia neofusipes)
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ニカワラッシタケの生えていた相当腐った材が置かれている場所の付近の地上から発生していた。姿はいかにもキノコという感じで、数本が束になって発生するというのも本種の特徴のようです。発生環境はアカマツの根元というが、周辺の材置き場に確かアカマツの切り株もあったと思う。中央がやや尖っています。ヒダは白色で、赤いシミが入ります。よく似たエセオリミキは、根元が膨らむそうです。また、待兼山のような低山には産しないイメージがある。
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あくびこのは

Author:あくびこのは
色々な野生生物との出会いを求めて各地へ赴くのが生きがいの大学院1年生。山に登り、海も行ける。生き物については、趣味として生き物の写真を撮りためた記録を公開しています。

過去の在住地は兵庫県阪神地区の市街地、大学は大阪府豊中市にあります。
現在は千葉県東葛を中心に活動中です。

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