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15.06.15 蛾めぐり/立寄り甲信越


この月は所用で2回関東に出かけねばならず、帰りに甲信越に立ち寄って蛾を探した後、そのまま立ち寄り先から夜行バスあるいは朝発のバスで帰ってくるということをしました。山梨や長野からは大阪まで直のバスが出ているので、時間ロスなく楽しんで帰ってくることができした。その1回目。

1回目は山梨県の標高600m前後の山に囲まれた無人駅です。しかし、1500m近い山もすぐそこに控えています。前回が300m前後のポイントだったので、+300mです。暗くなる前に少し林道を歩きましたが、シモツケやキリンソウの類なんかがすぐそばに見つかり、普通に山道を歩いても面白そうな場所です。近くに高速道が走っているのだけが残念です。

今回は甲府から夜行バスに乗るので、7時頃から9時すぎまでの短時間の挑戦です。

トガリバ科からの紹介。

ギンモントガリバ(Parapsestis argenteopicta)
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降り立って最初に見つけた蛾。地味だけど味がある。

マエキカギバ(Agnidra scabiosa)
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次はシャクガ科。

ベニヒメシャク(Idaea muricata)
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小さいけれど色の派手さに驚き。でも、なんだか美的センスには欠ける気がしてしまう。

擦れていますが、スジモンツバメアオシャク(Maxates albistrigata)か?
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見分けの難しい上に地味で調べるのがあまり楽しくないEctropis属。
フトフタオビエダシャク(Ectropis crepuscularia)としておきます。
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同属のオオトビスジエダシャクやスギノキエダシャクかもしれない。

ウスグロナミエダシャク( Phanerothyris sinearia noctivolans)
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アトグロアミメエダシャク(Cabera griseolimbata)
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美しい網模様のエダシャク。多くはない種らしいですが、けっこう縁があるみたいでよく出会えます。

ヤガ科。

マダラエグリバ(Plusiodonta casta)
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エグリバ類の中では派手なヤツで、最初はまさかエグリバの仲間だとは思いませんでした。

自信ないですが、ウスアオヨトウ(Polyphaenis subviridis)でいいのかな。
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チャオビヨトウ(Niphonyx segregata)
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シロテンツマキリアツバ(Amphitrogia amphidecta)
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クロクモヤガ(Hermonassa cecilia)
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シラオビキリガ(Cosmia camptostigma)
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後翅はイエローで縁取られているんですね。

大型蛾はスズメガ科がクルマスズメとブドウスズメの2種とオオミズアオが飛来しました。

クルマスズメ(Ampelophaga rubiginosa rubiginosa)
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ブドウを食べる蛾、さすがブドウ大国山梨。ブドウスズメもいたしね。まあ、この駅周辺にはあまりぶどう畑はないんですが。

イラガ科。

アカイラガ(Phrixolepia sericea)
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ほかのイラガの仲間に比べるとすごく小さくて見落としそうなほどだ。

ナシイラガ(Narosoideus flavidorsalis)
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大阪近辺では7月になって各地で見るようになりましたが、早いですね。コロッとして可愛い蛾です。

今回はドクガ科の大型美麗2種が良かったです。

モンシロドクガ(Sphrageidus similis)
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成虫も毒がある種は黄色が多い中で、珍しく白色。これのせいで、シロヒトリの仲間も毒があるんじゃないかと触るのを一瞬ためらってしまいます。

シロオビドクガ(Numenes albofascia albofascia)
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ヒトリガに似た模様の大型蛾。後翅は目の覚めるような鮮やかな山吹色。腕を前に出すあたりで、ドクガ科であることがよくわかります。写真の個体はオスで、メスはホタルガに似ています。それぞれ別の蛾に擬態しているとかだと面白いけどなぁ。行動にも違いがあったりするかもしれない。

エルモンドクガ(Arctornis l-nigrum)
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エル字の紋が特徴。淡いスカイブルーのラインが入り、非常に清涼感溢れる美しい蛾です。やや山地性なのか近くでは会ったことありません。

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そして、顔もカワイイ。ドクガ科はみんな可愛いです。

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コントラストを上げてみると、水色成分は翅脈だけでなく全体に広がっており、意外と多いことが分かります。

小型の蛾やその他の虫。

ツノアオカメムシ(Pentatoma japonica)
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シロテンキノメイガ(Nacoleia commixta)
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オオベニヘリコケガ(Melanaema venata)
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やはり標高を上げると見られる蛾も大分違ってきます。いつも行っている場所ではなかなか見られない山地性の蛾が大きな収穫でした。ちなみに、前に訪問した場所からはせいぜい30kmほどなので同標高なら生物相に大きな違いはないと思います。
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あくびこのは

Author:あくびこのは
色々な野生生物との出会いを求めて各地へ赴くのが生きがいの大学院1年生。山に登り、海も行ける。生き物については、趣味として生き物の写真を撮りためた記録を公開しています。

過去の在住地は兵庫県阪神地区の市街地、大学は大阪府豊中市にあります。
現在は千葉県東葛を中心に活動中です。

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