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15.10.08 秋の宝塚市北部で短時間ハイキング/オケラ・ママコナ・テイショウソウなど


この日は昼まで少し暇があったので、朝早くに出発して近場の里山で有名な場所までやって来ました。秋の花を楽しもうと思います。今の時期は、林床にコウヤボウキが目立つ乾燥気味の林で、ぱっと見は関西ではありきたりな里山ですがやや珍しい植物も多く生息する場所として知られています。林に入ると、林床にかなり多くの植物が繁っていることに驚きました。ツルリンドウや何かしらのランなどもあるようです。ショウジョウバカマやスミレ類、チゴユリなんかの葉も多く目について、明るい雑木林の特徴を良く感じることができます。


オケラ(Atractylodes japonica)
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コウヤボウキを眺めつつ、歩いていると違和感のある花が。うっかりすると見逃してしまいそうです。コウヤボウキとアザミの中間のような姿の花で、白いアザミと言ってもいいかもしれません。こんなに見事なギザギザの葉は他に見たことありません。

ママコナ(Melampyrum roseum var. japonicum)
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日陰の尾根にたくさん咲いていました。

湿った草地にはミゾソバ(Polygonum thunbergii)が見られました。
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湿った草地に目立つもう一つの花、イヌタデ(Persicaria longiseta)
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どこにでもあって雑魚なイメージがありますが、大きな群生があるとそれは鮮やかで意外とほっこりするものです。

秋の低山では定番のアキチョウジ(Rabdosia longituba)
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鮮やかすぎてちょっと似つかわしくないゲンノショウコ(Geranium thunbergii)の赤花。
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西日本ではこのような赤花が多いと言われています。しかし、待兼山のように白花しか見つからない場所もあります。私は落ち着いた色合いの白花のほうが好きですねえ。

おーテイショウソウ(Ainsliaea cordifolia)ですね。
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兵庫県レッドデータCランクのやや珍しい植物です。渦を巻く花が面白い。

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葉は斑入りでこれもまた美しい。これは盗りたがる人もいるだろうなあと、いつまで見ることができるか心配です。

イナカギク(Aster semiamplexicaulis)
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ナワシログミ(Elaeagnus pungens)の花が咲いていました。
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グミの仲間は花や実の時期が種によって多様に分化しています。どの時期でもいずれかの種の花または果実が観察できるといわれます。本種は秋に花をつけ、春に果実が熟すという珍しいパターンを持っています。

ミカエリソウ(Leucosceptrum stellipilum)
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見返るほど美しいということからつけられたミカエリソウですが、一番夢中なのは虫たち。日なたにある本種の群落にはたくさんの虫たちがたかっています。

2時間ほどですが、オケラとテイショウソウという兵庫県のRDB種も見ることができ、意外と楽しめた半日間でした。花には蝶などが訪れていましたが、秋ならではの蝶というのがウラナミシジミくらいしかいないので、少しつまらない。春や初夏には季節限定の種類がたくさんあるのに秋における限定種の貧弱さはどういう訳なのでしょうか。
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あくびこのは

Author:あくびこのは
色々な野生生物との出会いを求めて各地へ赴くのが生きがいの大学院1年生。山に登り、海も行ける。生き物については、趣味として生き物の写真を撮りためた記録を公開しています。

過去の在住地は兵庫県阪神地区の市街地、大学は大阪府豊中市にあります。
現在は千葉県東葛を中心に活動中です。

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