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15.12.08 ひと目で、尋常でないくしくしだと見抜いたよ

このタイトル、本当はウスタビガで使いたかったのですが今年は一匹も出会えず(涙)。というわけで風化する前に無理やり使っておくことにした次第です。

クシヒゲシャチホコ(Ptilophora nohirae)
48-20t.jpg
尋常でないモフモフとクシクシを兼ね備えた初冬に現れる奇特な蛾。食草はカエデの仲間とされているから、渓谷沿いの紅葉の名所ではよく見られるかもしれない。

実はこのクシクシ、これで終わりでなくて櫛の歯の一つ一つにもさらに次の歯が列になって並んでいる。わかりにくいですが、拡大写真です。
48-25r.jpg

晩秋から初冬にかけては触覚の目立つ蛾が多いように思うが、ここまでよく発達した触覚を持つ蛾は他にいない。

この時期の蛾は夕方暗くなるとすぐに活動を開始して夜が深まる頃には寒さで動けなくなっているみたいで、一番気温の低い朝7時頃でも蛾が残っているのをよく見かけます。冬の夜は長くとも、活動できる時間は限られているようです。触覚を発達させればそれだけメスの感知能力が上がると考えれば、短い活動時間で効率よく配偶相手を見つけるために触覚が発達したのだと考えられます。

48-21t.jpg
ツンツンすると櫛髭を広げて飛ぶ体制に入った。とまっている時は、櫛髭は細く収めていた。

48-23t.jpg

48-24t.jpg
翅の先まで、びっしりと長めの毛が覆っている。このような厚着をすることによって、蛾は昆虫の中でも比較的低温に適応しているグループだといわれている。確かに、成虫で越冬する昆虫は割合たくさんいても、わざわざ冬にだけ成虫が活動する種というのは他の分類群では耳にすることは多くない。
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あくびこのは

Author:あくびこのは
色々な野生生物との出会いを求めて各地へ赴くのが生きがいの大学院1年生。山に登り、海も行ける。生き物については、趣味として生き物の写真を撮りためた記録を公開しています。

過去の在住地は兵庫県阪神地区の市街地、大学は大阪府豊中市にあります。
現在は千葉県東葛を中心に活動中です。

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