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15.07.12 白馬連山花づくし その7

美しいタカネバラ(Rosa nipponensis)
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憧れの花その10。タカネバラとオオタカネバラ、白馬山系には両方あるらしい。違いが些細だとどっちでもいいやん、と思ってしまいます。一応、小葉が尖っているものをオオタカネバラ、丸いものをタカネバラとしておきましたが、両種ともあるということで中間型の判別が不確実だったりどちらかの特徴が強く出た雑種が形成されていることなどあるかもしれません。同じ個体で成長段階によって変わる、ということも十分考えられますし。つまりは適当に判別しました、ということを言いたいだけです。

この種も礫地にあるからこそ、その美しさが際立っている。

ホソバツメクサ(Minuartia verna var. japonica)
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この種は蛇紋岩などによく見られる植物らしい。

ここからの尾根道はそうした特殊な地質に多い植物が目立ち始める。次のイワシモツケや前のタカネバラもそうした植物群の一つ。特殊地質が露出するのは尾根など乾燥した環境で、そうしたことから考えると山ごとの高山植物相は雪田や湿原、雪渓沿いなど湿った環境よりも岩礫地、砂礫地など乾燥した環境のほうが地質に左右されて独自性が強くなることが予想できますね。

イワシモツケ(Spiraea nipponica)
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白馬一帯が数少ない産地とされている某蛾の食草なんですが今回歩いた礫地にはたくさんこの植物があったので高山帯でも採れないんでしょうか。

ハクサンチドリ(Dactylorhiza aristata)
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他のよく似た赤いチドリ二種に比べると小さいけれど、花はより美しい。

ヤマブキショウマ(Aruncus dioicus var. kamtschaticus)
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タカネイブキボウフウ(Libanotis ugoensis var. alpicola)
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チシマゼキショウ(Tofieldia coccinea var. coccinea)
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シコタンソウ(Saxifraga bronchialis subsp. funstonii var. rebunshirensis)
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心配せずともまた出会う機会がありました。立山でも会っていたので特に珍しいものではないようです。生息している山は多くともどこも数は多くないように思いますが、それは大岩の上という生息環境ゆえ見つけられないからか。

テガタチドリ(Gymnadenia camtschatica)
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ツクモグサ(Pulsatilla nipponica)
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ミヤマタンポポ(Taraxacum alpicola)
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ミヤマキンバイ(Potentilla matsumurae)
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ミヤマゼンコ(Coelopleurum multisectum)
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ウメハタザオ(Arabis serrata var. japonica f. grandiflora)
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これはタカネバラ(Rosa nipponensis)で異論ないでしょう。
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ミヤマハンショウヅル(Clematis alpina ssp. ochotensis)
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憧れの花その11。ハンショウヅルの仲間自体が初の遭遇でした。

高山帯でよく見るこれ、ずっと謎だったんですがイワカガミの散った後の姿だったんですね。
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タカネナナカマド(Sorbus sambucifolia)
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ウラジロナナカマドに比べるとなんか茶ばんだ印象の花。

何とか雪倉山頂に到着。もう12時になろうとしており、予想以上に時間がかかってしまいました。

気の早いミヤマアキノキリンソウ(Solidago virgaurea subsp. leiocarpa)が山頂付近で草に埋もれるように咲いていました。
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あくびこのは

Author:あくびこのは
色々な野生生物との出会いを求めて各地へ赴くのが生きがいの大学院1年生。山に登り、海も行ける。生き物については、趣味として生き物の写真を撮りためた記録を公開しています。

過去の在住地は兵庫県阪神地区の市街地、大学は大阪府豊中市にあります。
現在は千葉県東葛を中心に活動中です。

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