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16.03.02 岡山県で一足早い早春花見

友人が所属している研究室でキンポウゲ科植物を扱っている先生の調査に同行する機会があり、岡山県新見市の石灰岩地帯で早春の花を楽しんできました。

大阪から車で3時間、到着した場所はのどかな集落で、これぞ里山という感じの明るい雑木林が広がっています。
ところどころ明るい畑地などでは石灰岩が露出しているのが目につきます。このような集落の山際の斜面では普通は棚田がありますが、水はけのよい石灰岩地ゆえに水田にはできないようです。

今回お目当てのものはこのセツブンソウ(Shibateranthis pinnatifida)。全国的には準絶滅危惧と低ランク?ではあるが、気兼ねなく愛でることのできる柵に囲まれていない群落はいまや少ないと思う。
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セツブンソウの絨毯。
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個人の畑の一角で、管理者によると群落を維持するために草刈りのタイミングを調整しているそう。

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露出した石灰岩との絡みも。石灰岩地の人里に多いといわれる植物です。
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浅葱色の葉と白い花びら(形態的には萼片らしいが)、黄色、紫、ピンク色と並んでとてもカラフル。
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スギ植林内の林道内にもところどころに石灰岩の露出があり、特有のシダ植物を見ることができました。
今年はシダ強化年間のつもりなので、見かけたものを手当たり次第撮っていこうかなと思います。

先生が全ての花を撮っている間に周辺をうろうろして面白いものがないか探します。

クモノスシダ(Asplenium ruprechtii)
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他では見られない面白い形のシダ。たくさんいてなんか感動。まさかシダに感動する日がくるとは。個性的な形の着生シダは面白いです。石灰岩地質の多いこの周辺地域ではごく普通に見られるものらしい。

なんでしょう、岩の上に着生しているもの以外は特に石灰岩地に特有なものではなさそう。
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墓地の道端にはキバナノアマナ(Gagea lutea)が咲いていたり。
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きれいに咲いているものが一つありました。

スズシロソウ(Arabis flagellosa)
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芭蕉みたいなサイハイランの葉がその辺にいくらでもあるのに驚き。
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ランの中では珍しい種類ではないですが、それでもやはりラン。いい環境なのだろうと思ってしまいます。だいたいラン・カンアオイ・テンナンショウ類のうちどれかが見られる森はいい場所だな、と考えてしまいます。実際、これらが見られるということはいい環境である証拠だと思いますし。

途中ではアオゲラに近距離で出会えたのに超望遠をこんな時に限って忘れてしまい残念。こんないい場所に来るとは思っていなかったので。他にイチリンソウ・ニリンソウなどもあるらしく、また時期を変えても来てみたい場所でした。他にも岡山県内でここにしかない植物があるらしかったり、なかなか底力の凄そうな場所でした。
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あくびこのは

Author:あくびこのは
色々な野生生物との出会いを求めて各地へ赴くのが生きがいの大学院1年生。山に登り、海も行ける。生き物については、趣味として生き物の写真を撮りためた記録を公開しています。

過去の在住地は兵庫県阪神地区の市街地、大学は大阪府豊中市にあります。
現在は千葉県東葛を中心に活動中です。

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