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16.03.16 神戸市北部・特殊地質の森へ


我らが武庫川渓谷は阪神間の中では豊かな自然と特殊な環境、希少な動植物に恵まれた自然観察スポットであるが、武庫川渓谷の北端側に特に変わった環境を持つ森林がある。

不思議なことにほとんど笹の類が生えておらず(管理されているわけでもなさそうなんですが)、周辺では他に見られないようなものが多い。大きな礫が露出していたり、好石灰型の植物が現れたりとなかなか不思議な環境です。この環境を特に特徴づける植物(今回撮影はしていないですが)はフッキソウとオモトだと思います。これら2種は関西ではほとんど見たことがありませんが、この場所ではやたらと増えています。この場所の実際の地質はよく分からないのですが、どちらも石灰岩地のような塩基性の地質に現れやすい植物です。ここでは、他にはジャノヒゲやヤブランなどの単子葉類もかなりの密度で見られます。

今回、この場所にやってきたのは早春の植物であるユキワリイチゲを去年発見していたから。なかなかデレてくれない花なので、晴天の日を狙って、午後になってから出かけます。この花は関東には自生しないので、引っ越す前に是非とも見ておきたいんですよね。

ユキワリイチゲ(Anemone keiskeana)
白から淡い紫へのグラデーションが素敵ですよね。日本の花にこれと同じ色使いはないはず。
49-52t.jpg

こいつがなかなかデレんのじゃぁ。この環境もあまり明るいほうではないですが、晴天の日の午後を狙っても半分以上の花はこんな感じでそっぽを向いています。また、基本的に斜面の下側を向きます。
49-53t.jpg

苞葉の紅色も美しいですね。
49-54t.jpg

超広角による撮影。周辺環境の様子もわかりやすい!林床は特にアオキやカヤなどの常緑低木、高木層に落葉広葉樹が多く見られます。草本はオモトやジャノヒゲなど単子葉類が多いですね。
49-55t.jpg

この花、色合いがごちうさのチノちゃんそっくりだと思うんですよ。なかなかデレないというような花の性格も似ています。
49-56t.jpg

近くの道でウグイスカグラも見つけました。この時期はどちらかというとその辺の公園で鳥を撮っていることの方が多く、あまり山に行かなかったので、実は初めて見ました。果実も一度食べてみたいのですが、まだ見つけたことがありません。

ウグイスカグラ(Lonicera gracilipes)のお花。鶯が舞う神楽とはなかなか洒落た名前ですな。こんな和名をつけられる人はまだいるんだろうか。
49-50t.jpg

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スイカズラ科なので、アベリアに良く似た形の花です。なぜか学名を調べるまで、スイカズラ科っぽいツツジ科だと思っていました。果実が食べられるから?
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あくびこのは

Author:あくびこのは
色々な野生生物との出会いを求めて各地へ赴くのが生きがいの大学院1年生。山に登り、海も行ける。生き物については、趣味として生き物の写真を撮りためた記録を公開しています。

過去の在住地は兵庫県阪神地区の市街地、大学は大阪府豊中市にあります。
現在は千葉県東葛を中心に活動中です。

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